コラボレーションシステムのテレワンプラス-楽屋話-
無駄を省く人

テレワークの“テ”の字もなかった時代のGSCのテレワークの様子…
気になったのでちょっと聞いてみました。

GSCでながーく働いておられる先輩ヨノさん。
GSCの歴史を知り尽くしているお方が、まず「むちゃくちゃ前の話なんですけど…」と教えてくれました。

ヨノさん：「スタッフが少なかった頃は、営業も、家庭教師も事務も、お客様対応も自分でしていて、すごく大変でした。そんな時ジリさんが諸々業務のサポートに入ってくださって、すごく軽くなったんです。当時は業務を細分化していなかったので、ジリさんはWEB制作からお客様との会議、議事録作成など何でも対応しながら、新しい家庭教師の研修とか、何も形ができていない時に、業務を全部洗い出して整理してくれたんです。」

何もできていなかった時に、テレワーク用にいろんな業務をフロー化してくれた人がジリさんなんですね。
創始者、第一人者…なんでもゼロからする人、尊敬できますよね。

さて、諸々業務をどうやって整えていったんでしょうか？！

ジリさん：「元々少しあったオンラインマニュアルをサイト化したという感じです。研修のテストやマニュアル、語彙説明のページも作りました。それまでの、“教える人がいないといけない”という状態から、研修サイトを見れば、研修者が知りたいことが何かしらわかるようにしました。研修スタッフもオンラインで学べるようにしたんです。」

それはめちゃくちゃ便利！
コロナ禍以降は、オンライン研修を取り入れる会社もグンと増えましたが、当時としては画期的です。

でも、元々ジリさんは家庭教師採用。
「え？！これするの？？」と困惑しなかったんでしょうか？

ジリさん：「仕事ですからね。『やってごらん』と言われれば、とにかくやってみる。そしたら意外とできました（笑）」

クスクス笑うジリさんですが…大変だったでしょうね。

ジリさん：「この会社は、“とにかくやってみる！”そういう人ばっかりです。だってガッツソウルカンパニーですから（笑）」

ジリさんと話していると、ちょいちょい聞きます、このセリフ。
ちなみにジリさんはガッツ系ではありません。
わたしは、はんなり系だと思っています。

もう嫌だぁ〜、無理〜、とか落ち込んだりしないんですか？

ジリさん：「まだGSCで働いて日が浅い時に、“とにかくやってみる！”で、言われた仕事をなんとかやって、代表に提出したところ、気がついたらダメ出しが8割で。　その日は事務所へ行って、東京の代表とSkypeで話したんですけど、帰りの電車で『また頑張ろ！』と、同僚に励ましてもらいましたね。代表のダメ出しは全部正しいんですよね〜」

落ち込んだ時に乗る電車。
カタンコトン、カタンコトン…揺られる体…流れる涙ですか？

ジリさん：「心は放心状態でも、仕事で目から水は出さないようにしています（笑）」

「仕事で涙は流さぬ」ジリさんのはんなりな雰囲気からのぞく、“ガッツ”。

そんなジリさんが人生初のWEB制作を任されます。
当時はなんと！代表の説明はすべて電話！
その研修模様を、ジリさんはこんな風に言ってます。

ジリさん：「代表も私も50m走を全力で走っていて、代表は私の横で何やら叫んでいて、ゴールしたと思ったら、代表はスッといなくなる、そんな感じです。」

ええッ！？
想像したら笑えるんですが…なんかすごく大変そうです。

ジリさん：「代表は時間がないので、必死でブワーッと早口で伝えてこられます。私は漢字に変換する余裕がないので、とにかく聞こえた音だけを、ダーッとひらがなでメモするんですけど。出来上がったメモはミミズが這ってる状態で（笑）メモの内容は、走り終わってから調査します。」

聞こえた音をメモにとる。
なんだか天才音楽家のようですね（笑）

ジリさん：「その50m走は突然やってくるんです。電話が鳴って、出たら『コレを開いてごらん』と。“コレ”って何！？ってなるんです。」

電話の時から、代表の頭の中では画面共有が存在していたんですね。
やはりハヤスギ高田…（笑）

不必要なことは話さず、“無駄をはぶく”という感覚が、当時から変わらないことがわかりました！

ジリさん：「“無駄をはぶく”で言うと、以前代表が、クレジットカード会社にお電話された時の第一声が、『あー俺だ』と言っていたのを聞いたことがあります。名乗らないの？！とビックリしました。あれも無駄をはぶいておられたんだと思います。」

コールセンターの方のお気持ち、お察しします（笑）

ジリさん：「はい。その後、名前を答えておられたので、名前聞かれたんだと思います（笑）」

とことん“無駄をはぶく”代表は、テレワンプラスの開発にもってこいの人でした。
無駄のない、シンプルで、でも必要なことが詰まっているツール＼テレワンプラス／につながりました！

おすすめコンテンツ