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高田塾…塾という名の高田組
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高田塾…塾という名の高田組
塾と聞いてイメージするのは、毎週決まったように通って、学校授業のフォローや受験勉強を手伝ってくれるような場所。
さて、高田塾もそういうものだと思って取材すると…ん?何か違う…
セミナーのような、勉強会のような、研修のような…
セミナー、勉強会、研修を足して…2?で割ったような?
いや、セミナー×勉強会×研修のような…
あ、だから“塾”と呼ぶのか!
と、いうようなものなのです。
初期のGSCの生徒の大半は、重度の障がいを持つ子ども。
例えば、寝たきりで脳と目以外動かない子どもには、アイサインを作って指導をしたり、絶対に食べてはいけないものを、どうしても食べてしまう子どもには、実際にどうすべきものか見せて指導したりしました。
そんな指導を積み重ねて5年、子どもは一人一人違うとはいえ、“こういう子どもには、こういう風に指導すると良い”という経験と実績が増え、指導法をマニュアル化できるほどになりました。
そこで開催された高田塾第一回!
テーマは、“指導法をマニュアル化するぞ!”。講師はもちろん高田代表。
“指導法をマニュアル化するぞ!”というのは、将来の発達障がい学習指導検定も視野に入れて、それまでの指導法をマニュアル化、体系化し、家庭教師スタッフの研修システムの確立まで含まれていました。
そのマニュアルは、きめ細やかなものでした。例えば、指導前後の保護者との対話に関するものや、時間の使い方、新しいスタッフを教える人用の裏マニュアルまで。
集まったのは、当時のGSCで中核を成すスタッフたち。“中核”ですから、ものすごい人ばかり。始発新幹線に乗って、大阪から東京まで指導に通う先生がいたりと、障がい児童の教育に粉骨砕身の武士のような人たちでした。
高田塾の話を聞いていたら、なんだか新撰組を思い出してしまいました。
高田塾、ならぬ高田組!あ、なんかコワイ感じになってしまいました(笑)
ちなみに、当時の高田組には現在GSC営業頭のヨノさんもおりました。(ヨノさんは、この後、GSC代表が日本の指導者トップ5入りすると絶賛するほどの、すごい先生になっていきます。)
そんなヨノさんに、参加者の声もお聞きしたいと思い、高田塾について聞いてみました。
ヨノさん:高田塾はですね…えー…ビジネスより人間性に関わるような話だったように記憶してるんですね…えー…けっこう忘れてること多くて(笑)…なんだっけな…
いつも朗らかで、正直なヨノさんです(笑)
ヨノさん:えーとね。仕事のできる人間になるっていう話なんですよ。そう、高田塾は。記憶の中ではですよ(笑)
ジワジワ思い出していただけました。
ヨノさん:仕事ができる人は、ちゃんと復習をする人。スタッフは全員、指導後に、その日できたこと、できなかったこと、改善点を報告書に上げるんですけど、それをもっと深く掘り下げたような内容でした。できたこと、できなかったこと、改善点を記録して、それを踏まえた、どんな予定を立てて、それを親御さんにどう伝えるか、そのセリフや何分で伝えるか、までをマニュアル化するという話でした。
徹底したマニュアル化ですね。
ヨノさん:こうやって、合理的にパキパキやっていくと、人間性や優しさがなくなっていくんじゃないかと心配するかもしれないけれど、優しい人であることと、仕事ができることは十分両立できるから、心配しなくていいと言われたのは、すごい覚えてます。
ヨノさん:裏マニュアルというのは、新しいスタッフなどに何かを教えたり、伝えたりする時に気をつけるべきことマニュアルですね。
なるほど。後々他社へ就職された高田塾参加者からも、「高田塾だけ開催してください」とよく言われていたと聞きましたが、理由がわかる気がします。
どこでどんな仕事をするにしても通用することが学べる場だったんですね。
残念ながらリピートの声が多かったにもかかわらず、高田塾はこの後2回しか開催されないのです。その話はまたいつか。
高田塾の内容を細細細分化されたような感じの、仕事のできる人間になるためのアドバイスが、今ではチャットメッセージで届きます。
GSCスタッフは時々それを振り返り、最近はテレワンプラスのアップデートに励んでおります!
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